2025.11.06
木南会長メッセージ
木南会長メッセージ
みなさま、こんにちは。兵庫県トラック協会会長の木南です。
高市内閣が発足して、矢継ぎ早に政策の方針が出てきました。公明党が連立政権から離脱して方向性は大きく変わったと思います。
政権の是非は別として、国民として申し上げたいのは理屈よりも実行であると思います。幸いなことにガソリンの暫定税率の廃止は12月末という期限まで示されました。就任当初から高市総理が軽油引取税も重要な問題であると発表くださったおかげで、長年にわたり業界として要望してきたことが実現に向かって動き始めています。
軽油引取税は、本来は道路財源として使われる目的税でありましたが、いつの間にやら一般財源として決められて、税金を払っている我々の業界の要望とは全く違う方向に動いてきたと私は理解しています。
暫定税率の言葉の意味をマスコミが取り上げて議論しておりましたが、そういう議論ではなく、なぜ暫定になったのか、その暫定はいつまでなのかということを示してこなかった政治や行政の姿勢が問われると思います。
トラック業界は、まとまりがないとよく言われます。我々はトラックを使ってお客様の商品を運んだり、管理したりしています。いわゆる製造業でくくられる業界ではありません。
トラック協会に加盟する皆さんは異業種業界と言っても過言ではないのです。それを一つにまとめようということに無理があると思いますが、トラックドライバーは同じルールの下で仕事をしているわけですから、対処できる業界団体が必要です。
トラック協会の成り立ちを詳しく語れるわけではありませんが、現場のドライバーや社員の皆さんのために少しでもお役に立てるようなことをトラック協会としてお役に立つことができればと考えております。
政治の動きに大きく左右される時期となっておりますので、DX化という便利な道具を上手に使いこなせるように兵庫県トラック協会も推進してまいります。
年末に向けて、せわしくなってきますからくれぐれも交通安全には会社全体でより一層声を上げて取り組んでいただきたいと思います。
今日一日もご安全に!
(一社)兵庫県トラック協会 会長 木南一志(きみなみかずし)